岩籠山インディアン平原 (2012.01)

       
 晴天下、樹林帯の急登  岩籠山への稜線    
       
 稜線を行く  トレースを振り返る  敦賀湾を見下ろす  伊吹山遠望
       
 インディアン平原  岩籠山山頂  帰路  琵琶湖遠望
  一月最後の週末、琵琶湖北部でキャンプをして天然鴨の鍋を囲もうと山仲間に呼びかけたところ、4人の参加がありました。湖北から若狭にかけては雪の予報。
天候と雪の状態によって、日曜日には敦賀の岩籠山か長浜の小谷山に登ろうと計画して出かけました。

1/28(土) 11時、北陸道の神田PAに車二台で集合。長浜で天然鴨一羽と食材を仕入れ、湖北のマキノに向かう。最初の予定では海津大崎の通年オープンのキャンプ
場を予定していたが、ここでは今晩雪が降ると出られなくなる恐れがあり、マキノスキー場あたりをウロウロして、美しいメタセコイアの並木沿いの広い駐車場で店が閉店
した後、片隅にそっとテントを張らせてもらう。天然鴨の鍋を囲んで盛大な宴会。

1/29(日) 昨夜は少し風があったものの、穏やかな夜で熟睡した(熟睡は小生だけで後の4人は小生の鼾に悩まされたかも)。
 ここから161号線を北上して国境スキー場を越えて駄口の岩籠山登山口に向かう。幹線道路だけあって、道端から雪を融かす散水が行われており、車はびしょ濡れに
なる。登山口のレストランの駐車場には車は止まっていない。先行者を期待していたのだが、これでは我々がラッセルしなければならぬ。

トレースがないので尾根まで適当に急斜面をよじ登る。交替でラッセルしながら3時間かかってやっと550mのピークに到着する。この調子では山頂は無理だろうな。ここ
で、後続の若い10名程のグループが追いついてきた。ヤレヤレ。あとは彼らに先頭を任そう。若者はさすがに馬力が違う。軽快に雪を蹴って進んでゆく。コースもよく知っ
ているようで、急斜面を横切って最短コースを取ってゆく。あとからついて行くのは楽なものである。天気は予報とは違って快晴である。1時、インディアン平原到着。山頂
は、さらに向こうだが誰も行こうとするものはいない。今回はここまでか。しかし、眼下に敦賀湾と白く雪に覆われた敦賀の町を見下ろし、東には岐阜・福井・滋賀県境の
山並みが連なり、それが南に伊吹山、霊仙、琵琶湖と拡がって素晴らしい景観である。
 あとはトレースを辿って下るだけである。満足の一日であった。