二月の三連休、山仲間と北八ヶ岳に行きました。リーダーから、ピッケル・アイゼン必携と指示がありましたが、ピッケルは持ってはいるが使ったことはなく、アイゼンは八本爪しか持っていない。ピッケルが必要な
所なら前爪がないとまずいだろうと慌てて12本爪を買い、林道を4キロほど歩いて足慣らしをしました。
土曜日の夕方大阪を出発して、中央道小黒川PAで仮眠、翌朝蓼科山登山口(スズラン峠)に着いた時には、狭い駐車場はもう満杯状態。何とか隙間に突っ込んで、9時出発。東京からは簡単に来られる山だけに
なかなか人気の山のようだ。登山口で零下15℃、とにかく寒い。
途中、2113mのピークでなだらかなところがあるが、ほぼ800mの直登コースである。頂上近くにすこしトラバース気味のところはあるが、ピッケルはなくともよかったか。関西では見られないサラサラの雪を踏み
しめて登るのは気持ちがよい。新しいアイゼンも歩きよい。素晴らしい雪景色の中、3時間弱で頂上に着く。頂上は強風が吹き渡り、猛烈に寒い。小屋の陰で早々に昼飯を食べて退散した。
その夜は蓼科湖畔のバンガローで鍋料理で酒盛り。
翌朝は一番のピラタスロープウェイで登り、北横岳を往復した。スノーシューも持参していたが、しっかりとしたトレースが着いており出番はなかった。
今まで、冬山は関西の低山しか登っていなかったが、やはり信州まで来るとスケールが違う。冬の八ヶ岳も赤岳などは手に余るが、北八つのスノーシュー歩きぐらいなら楽しくやれそうだ。 |