2014年 冬の山歩き
1)高見山 一月下旬、奈良県東吉野村平野の「たかすみの湯」から往復した。平日で人は少なく快適な山行だった。天気も素晴らしく、白山、御岳あたりまで展望できた。
2)岐阜県位山 二月上旬、位山から川上岳(かおれだけ)の縦走を試みた。高山本線久々野駅からタクシーでモンデウススキー場、リフトで一番高いところまで登り、歩き出したのは2時過ぎだった。ここから位山頂上までは4kmほど、標高差も300mとなだらかな登りであるが、新雪が深い。スノーシューを着けても深いところでは50cm程は沈む。短足の小生にとっては大変な苦労だ。吹雪の中、2時間ほど歩いて林の中の平らなところにテントを張る。標高は1500m足らずだがさすが飛騨の山、スリーシーズンのシュラフでは寒さがこたえる。
翌日、位山山頂に辿り着くも全くトレースはなく茫茫たる平原で天候も悪く見通しはない。ここから川上岳までは7kmほどでもう一日かければ行けないこともないが、新雪のラッセルの単独行は70才の年寄りのやることではない。ということで、もと来た道を引き返しました。
3)二月下旬、山の仲間と台高山系に登ろうとしました。全国的に記録的な豪雪の影響でこの辺りも深い雪で最初の目標の明神平はとても入ることができず、次に高見峠を越えて三峰山に登ろうとしたが、これも登山口までの林道が深い雪で車がスタックして進むことできず、蓮川宮の谷の風折れ滝に変更しました。風折れ滝は氷瀑が美しいところです。出発が遅くなったことで風折れ滝までは到達できず途中で引き返すこととなりましたが、宮の谷の雪景色は素晴らしく十分満足できる山行でした。