ベトナム中部地方の旅 (2014.03)
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 今回の旅の中で、ハノイ、ホーチミン周辺は今更なので、中部ベトナム地方の写真を挙げます。

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 夕方、ハノイからフエ空港に到着。ハノイより大分暖かい。
 ホテルは皇太子殿下も泊まられたとのことで、今回の旅で一番気持ちのよいホテル。

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 まずフォン河(香河)岸にあるドン・バ市場見物。狭い通路を挟んでぎっしりと店が並んでいる。魚、野菜、魚?など珍しいものが多い。

   
魚醤  魚の店 

 次いで、フエ王宮跡。フエは1800年代初めより1945年最後の皇帝が統治を放棄するまで阮王朝の都だった。インドシナ戦争、ベトナム戦争の戦禍によって大部分は破壊されているが、それでも昔の栄華を偲ばせるものがある。

   
 太和殿  
   
  顕仁門 

 ティエンムー寺とフォン河クルーズ。門の額に「霊姥寺」と書いてある。フォン河沿いの丘の上にあるこぢんまりとした美しい寺である。寺の門前から船に乗って数キロの川下り。海が近く静かなながれである。

 
 寺の前のフォン河

 午後は自由行動。ホテルの近くのスーパーマーケットを覗く。名前の判らない果物を数種類買う。あとで食べたとき、渋柿そっくりの味でそのままでは食べられないものがあった。どうやって食べるのだろう。
 あとは王宮のそばの骨董博物館を覗く。

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 午前中は三人の皇帝の霊廟廻り。ブルメリアの花が美しい。
 
   
 ミンマン(明命)帝廟 カンディン(啓定)帝廟 
   
ツドゥック帝廟(鉢植えのブルメリア)  ツドゥック(嗣徳)帝廟の飾り 

 国道1号線を南下して、ダナンからホイアンに向かう。現在、南北につなぐ高速道路を建設中らしいが、この辺りは完成していない。AH1の標識がある。アジアハイウェイだ。これは大阪の千里中央あたりの中国縦貫道でも見かける。ここまで繋がっているんだ。
 海雲トンネルを越えてダナンに入ると、空の色が変わって雲一つ無い青空となる。
 ホイアンの海岸のリゾートホテルに入る。

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 山中のミーソン遺跡に向かう。古代チャンパ王国の聖域(ヒンズー教)だったが、王国の衰退で捨てられ、ジャングルに埋没された。20世紀初頭に山で迷ったフランス人兵士によって再発見された。ベトナム戦争の爆撃によってひどく破壊されたらしい。

     

 ホイアン旧市街散歩。ホイアン(会安)は古くから港町として栄えた町で、タイのアユタヤなどと同様、日本人町が存在して一時は千人ほどの日本人が住んでいたと伝えられる。町屋の黄色い壁はフランス時代の影響か。

   
 日本橋  
   
   

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 ダナン。五行山。大理石の小山でふもとには石の彫刻を売っている店が軒を並べる。山の上の寺院はたいしたことないが、大洞窟が偉観だ。一つの小山が卵の殻のように内側が洞窟になっている。道ばたに腰を下ろしていた尼僧と子供の僧侶が印象的だった。

     
五行山の僧  ブルメリア  ダナン市街のバイクの群れ 

 チャム彫刻美術博物館。ミーソン遺跡などから彫像を集めている。

     

 夕方、ホーチミンへ飛ぶ。