今日は快晴。永田岳頂上からの眺めは絶景である。振り返ると宮之浦岳がどっしりと聳えている。反対側には永田岳から障子岳まで花崗岩の絶壁が続いている。障子岳はモッチョム岳、七五岳と並んで屋久島の三大絶壁といわれるらしい。地図では登山道がついていない。眼下には永田の集落。国割岳と遙か彼方の口永良部島のシルエットが美しい。
ここから、鹿之沢小屋までが悪路で結構長かった。明朝の登り返しが辛そうである。ガイドマップでは40分と書いてあったが、1時間はたっぷりかかった。
五時、ようやく小屋に到着。11時間の行程であった。小屋は石造りで、きれい。トイレの遠いのがちょっと難であるが。覚えていないが多分昔のままの小屋なのだろう。少なくとも石壁は。
今晩はテント二人、小屋泊まり二人である。