烏帽子岳の岩陰に、ムシカリとツツジの花が咲いている。これは本土的な花である。
 周囲に石楠花がいっぱいあるが、ほとんど蕾がついていない。
 元に戻って、今度は反対側にある三五岳に向かう。三大絶壁の一つと云うだけあって、頂上近くは岩をよじ登って行く感じである。山頂へはちょっとスリルのあるクライムであるが、花崗岩のフリクションがよく効いて滑ることはない。ここもガスで全く視界は効かない。広い岩盤の上をさまよう。
 元に戻ると、後は湯泊の部落へ下るだけ。二時間ほど急坂を下り、林道へ出、ウンザリするほどの林道歩きの後、やっと部落に到着し、早速海岸の露天風呂に飛び込んだ。