2018年04月
袁枚 「春日雑詩」
袁枚の詩はこれまで何度も紹介しています。(2001.07)
どれも解りやすい詩なので、解説はなしで。
第一首
千枝紅雨万重烟 千枝の紅雨 万重の烟
画出詩人得意天 画き出す 詩人 得意の天
山上春雲如我懶 山上の春雲 我が懶きが如く
日高猶宿翠微巓 日高くして猶宿る 翠微の巓
第四首
清明連日雨瀟瀟 清明 連日 雨瀟瀟
看送春痕上鵲巣 看送りぬ 春痕の鵲巣に上るを
名月有情還約我 名月 情有りて 還た我と約し
夜来相見杏花梢 夜来 相見る 杏花の梢