明神平 2011
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 大又部落の雪だるま  明神平登山道の落日  明神平下でテントを張る  明神平(天理大小屋)
       
 水無山方面    明神岳と桧塚方面  
     薊岳  大又林道のカモシカ
 昨冬は逼塞していて、雪を見ることは出来なかったのでこの冬こそ薊岳から、明神平、高見山と縦走しようと出かけました。

1/21(金) 榛原からのバスが大又に着いたのは11時前。なにやら例年にない大雪の雰囲気である。支度を整えて、薊岳へ登り出す。雪は深いが先行者のトレースを踏んで登る。5人ほどの先行者が降りてくる。雪が深いので大鏡池であきらめたとのこと。大鏡池でスノーシューを着ける。頂上下1300m地点でキャンプ。テントは昨年買い換えたばかりで今回が2度目の使用である。3シーズンのシュラフとシュラフカバー、シュラフインナー(サーモライト)で快眠である。

1/22(土) 曇り空である。少し登ると大きな岩に出くわす。例年なら問題なく登れるのだが、スノーシューを着けてはどうしても越せない。まだ先にも岩場があるだろうと考えると、急に元気がなくなり、ここで撤退する。大又まで降りるともう昼過ぎである。このまま帰るのも悔しいのでせめて明神平まで登ろう。
明神平への登山道は雪は深いがよく踏まれていて快適に登れる。無雪期より登りやすいかも。荷物が重い。体の衰えを実感する。
5時、明神平まで20分ほどの所にテントを張る。
夜、風の音が激しいが、ここは全く風が当たらない。テントサイトとしては最上の場所だ。

1/23 高見山方面への縦走を断念して、空荷で登る。昨夜、上で泊っていた天王寺高校生が下ってくる。小屋の中でも寒かったとのこと。頂上は時々青空がのぞく程度の曇り空である。数人の泊まり客が下山すると今日の登山客が登って来るまでしばらくは山全体を独り占めである。三塚まで登り見下ろすとそろそろ数名登ってきているが、今日は登山者が少ないようだ。
充分遊んで下山する。林道を歩いているとカモシカに出会った。じっとこちらを見ている。5m程まで近づかせてくれたが、パッと尻を向けて谷川へと駆け下りていった。