氷ノ山 (2006.02)

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三室山を望む

ミズナラ(?)の巨木

県境尾根

ブナの巨木

霧氷をつけたブナの巨木

キャンプサイトの朝

三の丸雪原

杉の沢高原を望む

氷ノ山山頂

日本海と扇ノ山

鉢伏山全景

雪の斜面

樹氷

三の丸のスキー客

樹林帯にて

引原川源流

坂の谷コースのブナの樹林帯

 

  二月中旬、兵庫県の氷ノ山に登ってきました。西側の戸倉峠から県境尾根を縦走し、三の丸に至りました。このコース、夏は笹に覆われていて通行不能なのですが、広々としたなだらかな尾根で冬は快適に歩けます。雪の深い山ですので新雪だったら苦労すると思い、新しいスノーシューを買い、2泊3日の予定で出発したのですが、案に相違して残雪期のようにしっかりと締まった雪で、ワカンでも良かったぐらいでした。

  一日目は戸倉峠を昼前に出発して途中ブナやミズナラの巨樹の景色を楽しみながら三の丸直下の雪原でキャンプをしました。すぐそばには霧氷を一杯に着けたブナの大木があり、朝日に輝く姿を写真に撮ろうと楽しみに一夜を過ごしたのですが、翌朝には前夜の風ですっかり氷を落とした裸の姿となっていました。

  二日目は氷ノ山頂上をピストンして坂の谷コースを下って戸倉に帰りました。このコースは昨年冬も通った道ですがやはりブナ、ミズナラの大木が聳えていて素晴らしい場所で、何人かのスキー登山者に追い越されただけの静かな山歩きでしたが、3時ごろにはもう下山していました。

  というわけで、一日半ほどの山行となってしまったのですが、その翌日から山は荒れ模様となり、中国道も積雪で通行止めとなりましたので、もう一日のんびりしていたら相当難儀していたことでしょう。